こんにちは。今日はなぜ薬局や茶屋の屋号にまごころを入れているかの話をしたいと思います。
福田の下の名前は「惇」とかいて「じゅん」と読みますが、実は私、自分の名前が大好きなんです。
理由は簡単で、フォルムがかっこいいからです笑
錫杖を持ったお坊さんが、網代笠をかぶって立っているように見えませんか??
名前の漢字は、群馬の子育てパワースポットである、大光院(子育て呑龍さん)でつけてもらいました。
「じゅん」という呼び名は、父が「覚えてもらいやすいから」という理由でつけたそうですが、実は男の子が出来たら「じゅん」にすると決めていたそうで、それを聞いた時とても嬉しい気持ちになった記憶があります。
これほど自分の名前が好きなので、いつか自分で作る会社やお店は、自分の名前からとりたいと思っていました。
なんやかんやあって、脱サラして薬局を始めるわけですが、薬局の名前を決める時に「惇」の漢字の意味をググってみると、「まごころ」という意味があったので、まごころ薬局にしました。
ちなみに、ハーブで作る飲み物にコーディアルという物があるのですが、コーディアルは英語で「まごころ」に近い意味合いの言葉でもあったので、社名はコーディアルにしました。
ということで、「まごころ」をつけているのは、単純に名前からとったわけですが、先日のまちじゅう学祭で実施した、「オトナのまなびバル」の反省会の時にとてもおもしろい話を聞けました。
武庫東生涯学習プラザで、本居宣長について先生をされた、芦村正文先生(本当の古文の先生です)に教えて頂いたのですが、「まごころ」という言葉を作ったのは本居宣長だそうです。
そして、本居宣長が言っていた「まごころ」の意味は、誰かのために尽くすという意味ではなく、自分自身の本当の心、つまり、嬉しい時は嬉しいし、悲しい時は悲しい、ムカつく時はムカつく心、自分らしくある心という意味で使っていたそうです。
私が一番大切にしていることでした。
名は体を表すと言いますが、より自分の名前が好きになりました。
この名前をつけてくれた親への感謝も湧いてきました。
これからもまごころ薬局、まごころ茶屋は今以上に、みんなが自分らしくいられる場所、自分がやりたいと思った事を実現出来る場所にして行きたいと思います。
ではまた!!
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